犬にも介護が必要な時代です
人間の寿命だけでなく、犬の寿命もぐんぐん伸びており、今や犬たちも高齢化社会になっています。年老いた犬たちは歩けなくなったり、病気になって付きっきりでお世話をしてあげなければならなくなる場合もあるでしょう。犬にも「介護」が必要な時代なのです。
年齢を重ねるごとに徐々に老化が進行し、体力や免疫の衰えから病気になってしまうこともあります。
日々の愛犬とのふれあいの中で愛犬の変化にいち早く気づき、適切な対処、過ごし方をさせてあげれば、元気な老犬生活を送ることもできるのです。
- 最近、愛犬の食欲が落ちているように思う
- 散歩に行きたがらなくなった
- 徘徊や夜泣きが始まった
- 他の犬や猫などに、あまり興味を示さなくなった
こんな様子が見られたら、愛犬の老化のサインかもしれません。
いつも以上に気を配り、見守ってあげることが大切です。
愛犬にも、飼い主さまにも安らぎの時間を
ひとことで「老犬介護」と言っても、実際に愛犬が介護を必要とする状態になった場合、飼い主さまの生活にも大きな影響を与えます。
- 寝たきりで寝返りも打てない愛犬、定期的な寝返りをさせてやらないと床ずれで血だらけになってしまう。かわいそうで見ていられない。
- 付きっきりで介護をするために、仕事を辞めなければいけないかと思っている。
- 認知症で危ないためゲージに入れたままで、夜泣きや無駄吠えが激しい。
- 愛犬も自分も歳を重ねて、だんだんと世話をするのが辛くなってきた。
- 引っ越しや転勤でどうしても一緒に連れていけない。
愛犬の面倒は最後まで飼い主さまが見るもの、と頑張りすぎていませんか?飼い主さまが大好きな愛犬は、飼い主さまが楽しく笑顔で暮らすことを望むはずです。
老犬介護ホームという考え方
病気の犬や寝たきりの愛犬を抱え、付きっきりでお世話をしてあげたいけれど、最期までそばにいてあげたいけれど、仕事や生活もあって叶わない、どうしても面倒が見れないという方のために、「老犬介護ホーム」はあります。
私たちは単にペットをお預かりするペットホテルではなく、飼い主さまに代わって栄養管理・運動管理をはじめ24時間体制で愛犬のお世話をいたします。近隣の設備の整った病院と提携しておりますので、万一の時も安心です。
それでも私たちが飼い主さまになれるわけではありません。いつでもお時間の許す時に愛犬に会いに来てあげてくださいね。
飼い主さまにとっても、愛犬にとっても、ベストじゃないかもしれない。けれど、お互いが幸せでいられる場所でありますように。
老犬介護ホームを選ぶポイント
大切な愛犬を預けるのだから、しっかりと大切にお世話をしてくれる老犬介護ホームに任せたいと思うのは当然です。
そこで、愛犬が快適に過ごすために必要不可欠なポイントを、5匹のフレンチブルドッグを飼っている飼い主としての立場から考えてみました。
自分が飼い主さまだったら、愛犬をどうお世話してほしいか。そんなことを考えながら皆さまの愛犬をお預かりしています。
24時間体制で面倒を見てくれるかどうか
病気の愛犬は深夜だからといって放置できません。24時間体制で見てくれるのかどうか、気にかかりますよね。
全室冷暖房完備かどうか
現代の犬たちは、温度調整機能が低下して熱さ寒さに弱くなっています。まして真夏の室内は温度がとても上がります。冷暖房完備は、体力や免疫の弱った愛犬に必須とも言える条件かもしれません。
朝・夕のお散歩を毎日してくれるかどうか
室内にいる犬にとって、運動管理は重要な問題です。外の空気や環境が変わることにより、脳の刺激にもなり体内リズムの改善につながるからです。愛犬の体調に合わせて自然の中でお散歩させてくれる環境があるかどうかも、見ておかれたほうがいいかと思います。
朝・夕の食事管理が適切かどうか
栄養のある食事をきちんと与えてもらえるのかどうかも大切なポイントです。愛犬の状態に合わせた食事を摂らせたいものです。
他にも毎日のブラッシングや、性格に合わせたお世話など、私たちポエムは飼い主さま、愛犬の立場になって考え、飼い主さまの代わりに大切にお世話いたします。